iPhone(Apple)の「リマインダー」の基本的な使い方!Windows PCと同期するには?

こんな方におすすめの記事!
  • PC・スマートフォンにApple製品を使っている人
  • iPhoneの純正アプリが好きな人
  • iPhoneの「リマインダー」を愛用している人

こんにちは、@吉田です。

iPhone(Apple)の「リマインダー」は買い物リストやToDoリストなどを管理するのにとても便利なアプリです。
Apple純正品以外にも数々のToDoリストやリマインダーがリリースされていますが、機能としては引けを取らない性能です。

類似の有名なリマインダー・ToDoリストには「Todoist」や「TickTick」などがありますが、使用しているデバイスにApple製品が多い場合には実はおすすめのアプリです。

ということで、今回はiPhone(Apple)の「リマインダー」の基本的な使い方、またWindows PCで「リマインダー」を使用する方法を紹介します。

iPhone(Apple)の「リマインダー」の概要

iPhone(Apple)の「リマインダー」はやらなければならないタスクや、買い物リストなどをまとめておくのに最適なアプリです。

一つ一つのタスクに画像やURLを添付したり、メモ書き加えたりなど、かなり細かい使い方も可能です。

また、タスクはリストにまとめることができます。
更にリストはグループに分けることが出来るので、「欲しいものグループ」にジャンル毎の欲しいものリストをまとめることができます。

▲物欲グループにジャンル毎の欲しいものリストをまとめている図(クリックで拡大)

▲物欲グループにジャンル毎の欲しいものリストをまとめている図(クリックで拡大)

▲タスクにURLやメモを添付している図(クリックで拡大)

▲タスクにURLやメモを添付している図(クリックで拡大)

吉田

僕はブログネタをためておくメモ代わりにも使用しています。

iPhone(Apple)の「リマインダー」の基本的な使い方

まずは「リマインダー」の簡単な使い方を説明します。

リストを作成する

タスクを作成する前に、タスクをまとめておくためのリストを作成します。

リストは名前の他に、アイコンやアイコンの色を設定することができます。
まとめるタスクに関連するアイコンを設定しましょう。

※後述しますが、リストはグループ毎にまとめることができます。

手順1
「リストを追加」をタップする

「リマインダー」トップ画面にて、画面右下の「リストを追加」をタップします。

▲iphone リマインダー 「リストを追加」(クリックで拡大)

▲リストを追加(クリックで拡大)

手順2
「名前」と「アイコン」を設定する

リストの「名前」と「アイコン」を設定し、「完了」をタップします。

今回はリストの名前を「食材」にし、アイコンは「ニンジン」にしてみました。
食材として買うものをタスクとしてまとめておくリストをイメージしています。

▲iphone リマインダー 「リストの名前と外観を設定する」(クリックで拡大)

▲リストの名前と外観を設定する(クリックで拡大)

手順3
作成されたリストを確認する

「リマインダー」トップ画面に「食材」リストが追加されました。
今回は合わせて「日用品」リストも作成しました。

▲iphone リマインダー 「リスト作成完了」(クリックで拡大)

▲リスト作成完了(クリックで拡大)

完了!
MEMO

リストのアイコンには絵文字を設定することもできます。
画像だと色が似ていて分かりづらいですが、洗剤の絵文字をアイコンに設定しています。

▲リストに絵文字を設定する(クリックで拡大)

▲リストに絵文字を設定する(クリックで拡大)

タスクを作成する

リストを設定したらタスクを作成します。

「リマインダー」のトップ画面か、リストを開いた中でタスクを作成することが出来ます。
今回はリストを一度開き、その中でタスクを作成してみます。

手順1
「+新規」をタップする

リストを開き、画面左下の「新規」をタップします。

▲リストを開き、「追加」をタップする(クリックで拡大)

▲リストを開き、「追加」をタップする(クリックで拡大)

手順2
タスクを追加する

タスクを入力し、「完了」をタップします。

▲タスクを入力する(クリックで拡大)

▲タスクを入力する(クリックで拡大)

完了!

タスクの詳細設定を開く

タスクにはメモやURL、画像や日付・時刻などを設定できます。

手順1
タスクをタップする

詳細設定を行いたいタスクをタップし、編集状態にします。
編集状態になると、タスクの右に「i」マークが表示されます。

▲タスクをタップする(クリックで拡大)

▲タスクをタップする(クリックで拡大)

手順2
「i」マークをタップする

タスクの右に「i」マークが表示されるのでタップします。

▲「i」マークをタップする(クリックで拡大)

▲「i」マークをタップする(クリックで拡大)

手順3
メモやURL、日付・時刻を設定する

メモ、URL、日付・時刻、場所や画像を設定します。

今回は、
・メモに「1番安い・低脂肪牛乳」
・URLに牛乳のwikipediaの情報
・日付を明後日、時刻を17:30
・画像に購入予定の牛乳の画像
を設定してみました。

▲メモ、URL、日付・時刻を設定する(クリックで拡大)

▲メモ、URL、日付・時刻を設定する(クリックで拡大)

▲画像を追加する(クリックで拡大)

▲画像を追加する(クリックで拡大)

手順4
タスクを確認する

タスクに詳細を設定すると、タスクの一覧に設定された画像やURLが表示されます。
この状態でURLをタップすれば設定されたページに飛ぶことができ、また、画像をタップすれば画像が拡大表示されます。

▲追加された情報を確認する(クリックで拡大)

▲追加された情報を確認する(クリックで拡大)

完了!

リストをグループ毎にまとめる

リストはグループ毎にまとめることができます。

リストを細分化したい時などに便利なので是非グループ別けを活用してみてください。

※グループを更にグループに入れ込む(階層化する)ことはできません。

手順1
任意「リスト」を長押しタップしたまま、グループに含めたいリストにドラッグ&ドロップする

グループにまとめたいリストを長押しし、そのまま別のリストにドラッグ&ドロップします。
下図では、「日用品」リストを長押しし、「食材」リストにドラッグ&ドロップしています。

▲リストをドラッグ&ドロップする1(クリックで拡大)

▲リストをドラッグ&ドロップする1(クリックで拡大)

▲リストをドラッグ&ドロップする2(クリックで拡大)

▲リストをドラッグ&ドロップする2(クリックで拡大)

手順2
グループの名前を設定する

グループの名前を設定します。
下図ではグループの名称を「買い物」としています。

▲グループの名前を入力する(クリックで拡大)

▲グループの名前を入力する(クリックで拡大)

手順3
グループを確認する

グループを設定しました。
下図では「買い物」グループに「日用品」リストと「食材」リストが含まれていることがわかります。

▲作成されたグループを確認する(クリックで拡大)

▲作成されたグループを確認する(クリックで拡大)

完了!

iPhone(Apple)の「リマインダー」で出来ること、出来ないこと

後述しますが、Windows PCとの相性は悪いです。気軽にブラウザで「リマインダー」を開くことはできません。

また、リストをグループに分けることはできますが、グループを更に階層化することはできません。
個人で使う場合はあまり問題ないかも知れませんが、仕事で使うには向かないと思います。

その他、基本的な機能は満たしているので、個人的には満足しています。

iPhone(Apple)の「リマインダー」で出来ること、出来ないこと
タスクをリストに分類できる
リストをグループにまとめられる、もしくは階層設定できる 〇(リストをグループにまとめられる)
Windows PCと連携できる △(ブラウザでの表示や、デスクトップアプリケーションの用意は無し)
タスクにURLを設定できる
タスクに画像を添付できる
タスクにサブタスクを設定できる 〇(サブタスクに更にサブタスクを設定することはできません)
タスクにメモを設定できる
タスクに日付・時刻を設定できる
タスクに場所を設定できる
タスクにフラグを設定できる
タスクにタグを設定できる ×
優先順位を設定できる

iPhone(Apple)の「リマインダー」をWindows PCで同期(確認)する方法

結論から言うと、Appleの「リマインダー」は、Windowsのデスクトップアプリケーション版やGoogle Chromeの拡張機能はありません

Windows PCでiPhone(Apple)の「リマインダー」を確認するためには、ブラウザ版iCloudを開くか、Outlookと連携させる必要があります。

吉田

ブラウザ版iCloudを使用する場合は、一度iCloudにログインしなければならないのが手間です。

また、Outlookと連携できはしますが、そもそもメーラーにOutlookを使っていないという・・・。

やはりブラウザ版かブラウザの拡張機能版、もしくは単体で動くデスクトップアプリ版が無いとPCで使用する気にはなりませんね。。。

ブラウザ版iCloudからiPhone(Apple)の「リマインダー」を確認する

ここではブラウザ版のiCloudで「リマインダー」を開く方法を説明します。

手順1
ブラウザ版iCloudへアクセスする
手順2
Apple IDを入力し、ログインする

Apple ID、パスワードを入力しログインする。

▲ブラウザ版iCloudログイン画面(クリックで拡大)

▲ブラウザ版iCloudログイン画面(クリックで拡大)

手順3
「リマインダー」をクリックする

アプリケーションの一覧が表示されるので、「リマインダー」をクリックする。

▲ブラウザ版iCloudメニュー画面(クリックで拡大)

▲ブラウザ版iCloudメニュー画面(クリックで拡大)

手順4
「リマインダー」を使用する
▲ブラウザ版リマインダー(クリックで拡大)

▲ブラウザ版「リマインダー」(クリックで拡大)

完了!
MEMO

この記事を書くために、上図のブラウザ版iCloudで「リマインダー」を触ってみました。
何点か気づいたのですが、アプリ版(スマホ版)では使用できていた時刻や画像の添付、URLの添付などの詳細設定ができない・・・。
最低限の、タスクの追加という機能しか使えないようです。。。

iPhone(Apple)の「リマインダー」とOutlookを連携させる

ここではOutlookと「リマインダー」を連携させる方法を説明します。

手順1
Windows 用 iCloudをダウンロードする

Windows 用 iCloudをダウンロードする

▲Windows 用 iCloudのダウンロードページ(クリックで拡大)

▲Windows 用 iCloudのダウンロードページ(クリックで拡大)

手順2
iCloudにログインする

ログイン画面がポップアップするので、Apple IDでログインします。

▲iCloudログイン画面(クリックで拡大)

▲iCloudログイン画面(クリックで拡大)

手順3
iCloudの設定

「メール、連絡先、カレンダー、およびタスク」にチェックを入れ、「適用」をクリックする。

▲Windows用iCloudの設定(クリックで拡大)

▲Windows用iCloudの設定(クリックで拡大)

手順4
Outlookのタスクを確認する

Outlookのタスクを確認し、iPhone(Apple)の「リマインダー」と同期が出来ていたら完了です。

▲Outlookのタスク画面(クリックで拡大)

▲Outlookのタスク画面(クリックで拡大)

MEMO

上図ではiCloudの「リマインダー」にエラーマークが出ています。
どうやらApple側の問題で、現在Outlookと「リマインダー」が同期できないという問題が発生しているようです。

参考ページ:OutlookタスクとiCloudリマインダーが同期しない。

完了!

吉田

Windows 用 iCloudって、ファイルの保存先を任意に変更できないんですよ。
iCloudドライブや写真を同期すると、Cドライブのユーザーフォルダの下にフォルダが作られてしまいます。

頑張れば保存先を変更できますが、新規の手順ではないというか、コマンドプロンプトを叩くなどしないといけないという。。

iPhone(Apple)の「リマインダー」の通知が表示されない場合

「リマインダー」のタスクには日付や時刻を設定することが出来ます。
その日付・時刻になるとiPhoneに通知が表示されるはずですが、通知が行われない場合はiPhoneの通知設定がオフになっている可能性があります。

以下ではiPhoneの「リマインダー」の通知をONにする設定を説明します。

手順1
iPhoneの「設定」を開く

まずはiPhone公式の「設定」アプリを表示します。

▲iPhoneの「設定」を開く(クリックで拡大)

▲iPhoneの「設定」を開く(クリックで拡大)

手順2
「通知」を開く

「設定」を開いたら、「通知」をタップして開きます。

▲iPhoneの「設定」画面(クリックで拡大)

▲iPhoneの「設定」画面(クリックで拡大)

手順3
「リマインダー」を開く

ダウンロードしてあるアプリの一覧が表示されるので、「リマインダー」をタップして開きます。
※名前順に表示されているので、下の方までスクロールします。

▲iPhoneの通知画面1(クリックで拡大)

▲iPhoneの「通知」画面1(クリックで拡大)

▲iPhoneの通知画面2(クリックで拡大)

▲iPhoneの「通知」画面2(クリックで拡大)

手順4
「通知を許可」にチェックを入れる

「通知を許可」がオフになっている場合、タップしてオンの状態にします。

▲リマインダーの通知設定画面(クリックで拡大)

▲「リマインダー」の通知設定画面(クリックで拡大)

完了!

まとめ

以上、「iPhone(Apple)のリマインダー」の使い方と機能の紹介でした。

単体としての機能は十分ですが、Windows PCとの連携がうまくできな点はマイナスポイントですね。

ただ、メインのPCがMacであれば特に問題ないとも思います。
Apple製品をご使用の方は、是非活用してみてください。